iPhone 5を買いました。iPhone 4から機種変更をした、iPhone文章書き的初印象。

小説家志望ブロガーとし(@toshi586014)です。

こちら↓の記事で紹介したとおり、11月1日にiPhone 5に機種変更しました。

 

iPhone 5が気になる今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか? | はれときどきくもりZ

 

すぐに手にはいるのが64GBのブラックだったので、迷わずそれにしました。アプリをたくさん入れて16GBでは足りなかったので、容量が増えるのは嬉しいです。

それでは、iPhone 5を手にして数日のわたしが感じた、文章書き的喜びを紹介します。

 

画面が広くなった。

 

わたしとしては、これにつきます。

iPhone 4では、日本語キーボードが画面の半分以上を占めていましたが、3分の1ほどになりました。わたしが愛用するATOK Padも、iPhone 5の広い画面に対応してくれたので、とても快適です。iPhoneで文章を書く人なら、このためだけに機種変更してもいいくらいです。

 

日本語入力が速くなった。

 

iPhone 4にiOS6を入れてからは、日本語入力で引っかかることがありました。入力が止まると思考も止まるので、結構なストレスでした。iPhone 5では、全く引っかかりがないので、すいすい入力できます。

 

薄くて軽くなった

 

これは予想外でした。iPhone 4も軽いと思っていましたが、iPhone 5を持ってからiPhone 4を持つと、しっかりとした重みを感じます。普段使うときには、その重みが安心感を醸し出してくれますが、長文を入力すると手がつかれます。iPhone 5は薄くて軽いので、手の疲れが軽減しました。

 

おまけ

 

iPhoneを購入する前は、ソニーのCLIEを使用していました。CLIEはPalm OSというアメリカ製の電子手帳用OSを日本向けに改訂したモノを搭載していました。当時の技術としては、とてもよくできていて、特に日本語手書き入力が素晴らしいものでした。たった一つ、遅いことを除いて。

そんなわたしが恋い焦がれる日本語手書き入力界に、新たなスーバースターが登場しました。

それは、7notes miniです。このアプリの手書き認識力と使いやすさは圧倒的で、iOSに標準搭載してほしいくらいです。

フリック入力は好きですが、たまには手書きしたくなるときがあります。また、iPhoneのような電子機器が苦手な方でも、手書きなので簡単に文字入力ができます。父母や祖父祖母にiPhoneやiPadをプレゼントする時にオススメです。

iPhone 4でもわりと軽快でしたが、iPhone 5でさらにさくさくと動きます。今後は7notes miniを、ますます活用しようと思います。

 

晴れた日も、曇った日も、素敵な一日をあなたに。

 

今回紹介したアプリ

 


ATOK Pad
ATOK Pad
価格(記事掲載時): ¥1,200
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
App Storeで詳細を見る



7notes mini (J) for iPhone
7notes mini (J) for iPhone
価格(記事掲載時): ¥450
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
App Storeで詳細を見る



7notes for iPad
7notes for iPad
価格(記事掲載時): ¥800
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
App Storeで詳細を見る


 

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Evernoteで快適な読書管理を。読書メモ登録編。



photo credit: PAKUTASO

 

小説家志望ブロガーとし(@toshi586014)です。

 

前回は、なぜわたしがEvernoteで読書管理をするかということ、それと、運用の流れについて紹介しました。前回の記事はこちら↓です。

 

Evernoteで快適な読書管理を。読書好きのわたしがオススメするアプリ。 « はれときどきくもりZ

 

今回はわたしが使っているサービスやアプリの使い方を具体的に紹介します。

と、その前にこちら↓の記事をご覧ください。

 

恋物語の裏側 [メモ]活字中毒だけど記録が下手な私が読書記録に使ってるアプリのこと

 

わたしの創作友達である喜多さん(@sakkuru1977)が、前回の記事を読んで、ご自分の読書記録を記事にしてくださいました。

その時に、わたしも愛用している図書館日和というアプリで、メディアマーカーにアクセスできることを知りました。早速喜多さんとTwitterでやり取りをした結果、わたしの運用の流れが次のように変更になりました。

 

・本を購入する
図書館日和に登録する
図書館日和からメディアマーカーに登録する
・メディアマーカーからEvernoteに本の情報を自動登録する
・本をひたすら読む(至福の時間)
・グッときたところをEverGearにメモする
・図解を残したいときはOneCamでパシャリ
・読み終えて満足(なんと素晴らしい!)
・EverGearにOneCamの写真を取り込む
・EverGearの読書メモをEvernoteに送る
・MergeEverでノートを統合する
図書館日和からメディアマーカーを読了にする
ブクログ、読書メーターに感想を登録する

 

太字の部分が変更点です。図書館日和を核として、各サービスに連携するという流れになりました。

それでは、次からは、実際の流れを紹介します。

 

本を登録しよう

 

ここでは、運用の流れの中から次の部分を紹介します。

・本を購入する
・図書館日和に登録する
・図書館日和からメディアマーカーに登録する
・メディアマーカーからEvernoteに本の情報を自動登録する

 

まず、本を買ったら登録します。

↑図書館日和を起動して、バーコードを読み取りをタップします。バーコードがついていない本の場合は、キーワードで検索をタップすると署名や著者名やISBNで検索できます。それでは、わたしが今読んでいる、たちさん(@ttachi)の『iPhoneダイエット』を登録します。

↑読み取りが完了すると、本の内容が表示されるので、画面右上の+ボタンをタップします。

↑登録画面が表示されるので、ステータスをタップして『借りた』にします。本当は『買った』にしたいところですが、『借りた』しかないのでグッとがまんです。受取日は、自動的に今日の日付が入ります。

↑終わったら、完了ボタンをタップします。

↑次は、メディアマーカーに登録します。画面を下にスクロールするとこのような画面が表示されるので、メディアマーカーをタップします。

↑すると、先ほど登録した本の情報が表示されます。そして、小さいですがメモのようなアイコンをタップします。

↑編集画面が表示されるので、所有と購入済みをチェックします。購入日と金額は自動的に入ります。この内容でよければ、登録ボタンをタップします。

これで、メディアマーカーに登録され、Evernoteに本のデータが送信されました。

 

読書しよう

 

ここでは、運用の流れの中から次の部分を紹介します。

 

・本をひたすら読む(至福の時間)
・グッときたところをEverGearにメモする
・図解を残したいときはOneCamでパシャリ

 

それでは、楽しい楽しい読書タイムです。こころゆくまで読書を楽しみましょう。

↑読書メモには、EverGearを使います。あらかじめ読書メモ用のひな型を用意しておくと便利です。そして、ひな型から読書メモを選択します。

↑そして、グッときたところがあれば、読書メモに登録します。

↑時にはOneCamで写真に撮ります。なぜOneCamを使うかというと、シャッター音を消せるからです。これなら、カフェや図書館で本を読んでいるときも、安心して写真を撮れます。

 

読書メモを整理しよう

 

ここでは、運用の流れの中から次の部分を紹介します。

 

・読み終えて満足(なんと素晴らしい!)
・EverGearにOneCamの写真を取り込む
・EverGearの読書メモをEvernoteに送る
・MergeEverでノートを統合する
・図書館日和からメディアマーカーを読了にする
・ブクログ、読書メーターに感想を登録する

 

さあ、楽しい読書が終わりました。それでは、読書メモの整理をしましょう。

↑まず、EverGearに写真を取り込みます。そして、全て取り込んだら、送信します。

↑次に、MergeEverでEvernoteのノートをまとめます。メディアマーカーから送信された本の表紙などのノートと、EverGearから送信した読書メモノートをタップし、マージボタンをタップします。

↑そして、タイトルを入力して、タグやスタイルを選択します。今回は、MergeEver開発者の@delaymaniaさんのスタイルを選んでみます。

↑そのあとは、ノートの並び順を設定します。わたしは、メディアマーカーから送られたノートを最初にしています。そうすると、本の表紙が最初にくるので、なんとなく嬉しいからです。

↑それでは、結果を確認します。MergeEverはノートの中身も見られるので、マージされたノートをポチッとします。このように、きれいな見出しが付いて、一つのノートになりました。これで、いつでも楽しく読書の思い出を振り返ることができます。

あとは、図書館日和から、メディアマーカーを読了にします。そして、感想を書きたいときは、読書メモの内容を見返しながら、ブクログと読書メーターに登録します。

これで、わたしの読書は一旦おしまいです。このあとは、再び次の出会いを求めて、本の海をさまようのです。

 

おまけ

 

読書メモを振り返るときにオススメのアプリは、ViewEverです。名前の通り、見ることに特化したアプリです。ノートやタグで絞り込むことができるので、読書メモだけを見ることができます。また、並び順をランダムにできるので、過去の本との思わぬ出会いが楽しめます。ViewEverの使い方は、こちら↓の記事をご覧ください。

 

iPhoneアプリViewEverがアップデートした。夢の振り返りに最適になった! | はれときどきくもりZ

 

晴れた日も、曇った日も、素敵な一日をあなたに。

 

 

今回紹介したアプリ

 


図書館日和
図書館日和
価格(記事掲載時): 無料
カテゴリ: ライフスタイル, ブック
App Storeで詳細を見る



EverGear - Evernote投稿ツール
EverGear – Evernote投稿ツール
価格(記事掲載時): ¥170
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
App Storeで詳細を見る



OneCam(静音, 連写, ジオタグ)
OneCam(静音, 連写, ジオタグ)
価格(記事掲載時): ¥170
カテゴリ: 写真/ビデオ
App Storeで詳細を見る



MergeEver - Evernoteのノートをマージ
MergeEver – Evernoteのノートをマージ
価格(記事掲載時): ¥170
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
App Storeで詳細を見る



ViewEver - Evernoteを振り返る
ViewEver – Evernoteを振り返る
価格(記事掲載時): ¥85
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
App Storeで詳細を見る


 

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タスククエスト ー騎士の名はー

第二十話

 

その男は異様な出で立ちだった。全身を真っ黒な鎧で固めている。

鈍く光る鎧は、いたるところにシミのような痕がある。そして、そのシミによって光が乱反射し、艶やかとも言えるような深い色合いをしている。もしかして、あれは、血だろうか…。

男、と言ったが、頑強そうな体格から男と判断しただけで、本当の性別は分からない。なぜなら、鎧と同様真っ黒な兜からつながっているマスクで、顔まで隠れているからだ。マスクの目の部分には、かろうじて外が見えるだろう切れ長な穴があいているが、それ以外はすきま一つない。

派手な装飾はないが、独特の紋様と鎧の色合いが合わさって、見る者を惹きつける。しかし、同時に不安な気持ちを呼び起こす。そして、その堂々たる体躯による存在感と相まって、威厳すら感じる。

黒い鎧の男_性別が不明だが仮にこう呼ぼう_は、ゆったりとした動きで鎧をきしませながら、こちらに向かって歩いてくる。

「あいつ、この小屋に向かっていないか?この小屋が見えるってことは、あいつも強い魔力の持ち主なのか?」強力な魔物たちが蠢く森の中、一人さまよう騎士。あいつはいったい何者だ?

「そうですね。彼がそうだったように。」メガネをクイッと上げながら、モッターがシュバルツを振り返り、話を続ける。「強力な魔力の持ち主なら、この小屋を覆っている魔法を見破ることができます。とはいえ、この森にいる魔物たちには不可能です。それよりもあの出で立ちはもしや。いや、しかし…」

「しかし?なんなの?」幼なじみの彼女が、モッターの言葉を引き継ぎ、先を促す。

「いや、まさかそんなはずはありません。こんなはずれまで、魔王の腹心が自らわざわざ足を運んだりはしないでしょう。」と、モッターが一人つぶやくと、モナオが驚いた顔でいう。「それって、あの黒騎…」

「うわーーーー。」
「きゃーーーー。」

再び激しい揺れが襲いかかってきて、わたしたちは床に倒れかかった。

「また地震だ!このままだと小屋の下敷きになるぞ!みんな、早く外に出るんだ。」シュバルツが、しっかりちゃっかりと彼女を支えながら叫ぶ。「皆様、こちらでございます。ささ、お早く。」ヴァイスが転がるように皆の前に躍り出て、外へと道案内する。わたしはひときわ大きな揺れの中、素早く荷物をつかみ、皆のあとに続いた。

外に出ると、揺れがぴたりと収まった。先ほどまでは、あんなに揺れていたのに…。怪訝に思いながらも小屋を振り返ると、小屋が激しく揺れている。小屋の周囲だけが水の中に入ったように、空間がゆらゆらと揺れている。そして、時折火花が起こり、空間の揺れが激しくなる。

「やっぱり!」隣に立つモッターが、鋭い声を出す。わたしが振り向くと、モッターは青い顔に冷や汗をにじませながら、声を絞り出す。「あの揺れは、小屋にかけた魔法に対する干渉が原因です。あいつが…」と、黒い鎧の男を振り向き、「あいつが、魔法を破ろうとしているのです!」叫ぶ。

皆が驚愕の声を上げる中、モナオは声も出さずに震えていた。わたしは、その様子をいぶかしみながらも、のんきとも言える声でモッターに尋ねた。「でも、あいつは人間なんだろ?なぜ、そんなことをするんだ?」モナオが震える体にムチ打って声を出す。「…腕だからよ。」「え?」「あいつは、魔王の右腕の黒騎士だからよ!!」

「なにっ!?魔王の右腕だって!」わたしたちは一斉に武器を取り戦闘態勢に入った。

「ふふふふふ…。こんな辺境の地まで我が二つ名が響きわたっているとはな。光栄だ。」その声は、顔を覆うマスクのわずかなすきまから洩れているはずなのに、腹の底まで揺さぶる。そして、その振動で、体も心も打ち砕かれそうになる。

モナオは、気丈にも砕かれる素振りすら見せず、黒騎士に言い放つ。「当たり前よ!わたしたちが暮らしていた村は、あなたたち黒騎士聖母隊によって滅ぼされたのよ!」「黒騎士…聖母隊?」わたしが初めて聞く名を口にすると、ヴァイスが答える。「黒騎士聖母隊とは、あの黒騎士を隊長とする、魔王の軍勢でもトップクラスの部隊でございます。聖母とは名ばかりの残忍な部隊でして、襲われた村の女性たちを皆殺しにし、勝利の旗として掲げるところからその名が…」

「ヴァイス!もういい、やめろ!…やめるんだ。」モッターが、ヴァイスに矢のような声を浴びせ、制止した。

辺りが静寂に包まれ、誰一人身じろぎすらしない。

その時、鎧がこすれる耳障りな音が聞こえた。我に返って黒騎士を見ると、ヴァイスに向かってゆらゆらと指を伸ばしている。「おや、そこのジャイアントベアーは、なぜ人間と一緒にいるんだ?早くそいつらを皆殺しにして、我の前に並べてみせよ。」

ヴァイスは、後ろに下がろうとする本能を抑えつけ、黒騎士に向かって挨拶をした。「わたくしは、もうジャイアントベアーではございません。わたくしの名はヴァイスと申します。好きな食べ物は蜂蜜でございます。特に、この森に生息するファニーハニービーの蜂蜜ときたら、それはもう口に入れた瞬間に体中から妙なる音楽が聞こえるようございます。そして、敬愛するお人は、モッター様とモナオ様でございます。そのお二方をこの手にかけるなど、滅相もございません。あしからず、お引き取りくださいませ。」

「ふふふふふ。おもしろい奴だ。だが、魔王軍にいた貴様が、我の恐ろしさを知らぬ訳はあるまい。いつまでそのような軽口を叩けるかな?」黒騎士が、ゆっくりと手をあげたかと思うと、その手にはいつの間にか剣が握られていた。刀身まで真っ黒なその剣は、黒騎士の体躯にふさわしい長剣で、一振りで何人も切り裂くことができそうだ。

「さあ、まずは貴様からか?裏切り者のジャイアントベアー、いやヴァイスと言ったな。それとも」と黒騎士はモナオを一瞥し、「貴様からか?どうやら会いたい人間がいるようだ。我がそこまで送ってやろう。」黒騎士が剣を高々と上げ、モナオに向かって一気に振り下ろした。

「…っ!」モッターが声にならない叫びをあげ、目を閉じる。ザッと地面に剣が突き刺さる音が聞こえた。「ああ、モナオ…」モッターが恐る恐る目を開けると、土埃の中にいくつもの人影が見える。それは、武器を持って黒騎士に立ち向かうとしと幼なじみの彼女、そしてモナオの体を支えるヴァイスとシュバルツだった。

「ふふふふふ。そのような貧弱な装備とレベルで、我に刃向かうというのか?」無表情なはずの黒騎士のマスクが、口角を曲げ冷笑したように見える。

確かにあいつの言うとおりだ。たけやりと銅の剣など、あの鎧の前では全く役に立たないだろう。しかも、大サソリの時と違い、全身が覆われているので、すきまにねじ込むこともできない。まるで、クルミの殻を松葉で貫こうとするようなものだ。

いや、待てよ。松葉か…。もしかしたら、いけるかもしれない。

わたしは、荒ぶる気持ちを抑え、努めて冷静に思考を巡らせた。たくさんある選択肢の中から、今一番大切なことだけを考えるんだ。それ以外は二の次だ。

危険だが、この場を切り抜けるためには、やるしかない。わたしは、隣に並ぶ幼なじみの彼女にそっとささやき、驚いた顔の彼女にウインクすると、黒騎士に向かって駆けだした。

 

解説

 

第二十話を読んでくださって、ありがとうございます。

さて、今回は、黒い鎧の男の正体が明らかになりました。残忍で凶悪な黒騎士に無謀にも立ち向かう面々は、果たして生き残ることができるのでしょうか?

今回のポイントは、としのセリフ『たくさんある選択肢の中から、今一番大切なことだけを考えるんだ。』です。

人生において、やりたいこと、やるべきこと、やらなければならないこと、たくさんの選択肢があります。それらを全て実行することは、ほとんど不可能でしょう。そこで重要になるのが、GTDの収集フェーズなのです。

あらかじめ頭の中にあることを全て書き出すことで、全ての選択肢を可視化することができます。そして、全てを把握した上で選択する、ということが重要です。

なぜなら、全てを把握しているということは、地図を持っているようなものです。行き先や距離が分かれば、多少は困難な道のりでもがんばれます。しかし、地図もなく見通しもつかない道では、どちらに行けばよいか分からないし、先が見えないので不安や疲労も増します。

人生の地図を書くつもりで、収集フェーズに少しずつ手をかけてみてはいかがでしょうか?

 

 

読者コーナー

 

今回は、読者コーナーはお休みです。次回をお楽しみに。

 

ご挨拶

 

いつも応援してくださるあなたに、心より感謝します。

また、こんないい方法もあるよ、というご意見がありましたら、わたし(@toshi586014)宛にお知らせください。
もちろん、ストーリーに関するご感想も大歓迎です。

それでは、次回またお会いできることを、楽しみにしています。

晴れた日も、曇った日も、素敵な一日をあなたに。

 

【前回のお話】

 

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【タスククエストまとめはこちらです】

 

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iPhoneで快適な文章入力を実現!ATOK Padの定型文を活用しよう。

iPhoneで小説もブログも書いている、小説家志望ブロガーとし(@toshi586014)です。

こちら↓の記事でも紹介したように、iPhoneで長文を入力する時はATOK Padを愛用しています。

 

iPhoneアプリするぷろで簡単ブログ更新。わたしのブログの書き方を晒します。 | はれときどきくもりZ

 

パソコン版で培った高い変換精度、カーソルを移動できる矢印キー、簡単に入力できる定型文、Evernoteとの連携。まさに、文章を快適に入力するためのアプリです。

今回は、数ある機能の中でも、わたしが特に活用している定型文機能を紹介します。

 

定型文機能って?

 

定型文機能とは、定型文を登録して簡単に入力できる機能です。

例えば、メールの挨拶文や署名、ブログの出だしの挨拶、Twitterの定期投稿文などです。こちら↓は、わたしのメールの署名ですが、これを毎回入力するのは大変ですよね。

 

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ブロガー(小説家志望)
とし
 https://toshi586014.net//
 (タスククエスト連載中)
 toshi586014@me.com
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 

そんな時に、定型文機能が役に立ちます。

 

登録してみよう

 

それでは、早速定型文を登録してみましょう。

 

↑まず、登録したい文章を選択します。

↑その状態でメモに矢印がついたアイコンをタップして、右側にフリックします。

↑すると、このような画面が表示されます。選択した文章を確認して、よければ登録ボタンをタップします。

これで、登録は完了です。

 

使ってみよう

 

それでは、次は登録した定型文を使ってみましょう。

↑定型文を入力したいところにカーソルを持ってきて、先ほどのメモに矢印がついたアイコンをタップします。

↑登録した定型文の一覧が表示されるので、入力したい定型文をタップします。

↑すると、このように定型文が挿入されます。

なんと便利なんでしょう!活用すれば、文章入力の手間が省けます。

 

編集しよう

 

登録した定型文を編集することもできます。

↑一覧画面で、左下の歯車ボタンをタップします。

↑設定画面が表示されるので、ATOKをタップします。

↑次に、定型文編集をタップします。

↑すると、登録した定型文が表示されます。編集ボタンを押すと、並び替え、修正、削除ができます。+ボタンをタップすると、追加することができます。

 

おまけ

 

↑メモに矢印がついたアイコンをタップして、上にフリックすることもできます。単語を選択してフリックすると…

↑選択した単語を、単語登録できます。設定画面から登録するより簡単なので、ご活用ください。

 

晴れた日も、曇った日も、素敵な一日をあなたに。

 

今回紹介したアプリ

 


ATOK Pad
ATOK Pad
価格(記事掲載時): ¥1,200
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
App Storeで詳細を見る


 

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Evernoteで快適な読書管理を。読書好きのわたしがオススメするアプリ。

小説家志望ブロガーとし(@toshi586014)です。

小説を書くのも好きですが、読書も大好きです。大学生の頃までは、好きな本を何度も読んでいたので、内容を覚えていられました。しかし、働き始めてからは、読書の時間が減り読みたい本が増えたので、そうもいかなくなりました。

そこで、一年前から、Evernoteを使って読書メモを残すようにしています。本を読んでいてグッときた言葉や、思いついたアイデアや、実行しようと思ったことなどをメモしています。

 

なぜ、Evernoteなの?

 

手帳に書くのも楽しいのですが、わたしはEvernoteを使っています。なぜかというと、次の二点がわたしにとって重要だからです。

 

・iPhoneがあればいつでもどこでも見られる
・検索ができる

 

小説やブログを書くときに、読書メモからアイデアを得ることがあります。わたしは、すきま時間_育児の間や移動中など_にアイデアを考えるので、いつでもどこでも見れるのは重要です。

また、検索も非常に重要です。例えば、育児についてのお話を書くときに、『育児』というキーワードで検索すると、過去に読んだ育児関連の読書メモがずらっと並びます。そこから、アイデアを練ることができます。

 

どうやってやるの?

 

具体的な運用方法は、凸さんのこちら↓の記事とほぼ同じです。とてもわかりやすくまとめているので、ぜひご覧ください。

 

iPhoneだけで出来るデジタル読書管理術!3つのツールで記憶を効果的にインプットする | 未完成な◯◯

 

わたしは、次のサービスやアプリを使っています。

 

メディアマーカー
Evernote
EverGear
OneCam
MergeEver

 

運用の流れは次の通りです。

 

・本を購入する
・メディアマーカーに登録する
・メディアマーカーからEvernoteに本の情報を自動登録する
・本をひたすら読む(至福の時間)
・グッときたところをEverGearにメモする
・図解を残したいときはOneCamでパシャリ
・読み終えて満足(なんと素晴らしい!)
・EverGearにOneCamの写真を取り込む
・EverGearの読書メモをEvernoteに送る
・MergeEverでノートを統合する

 

次回は、それぞれのサービスやアプリの使い方を紹介します。お楽しみに。

 

おまけ

 

わたしが、メディアマーカー以外に使っている便利なサービスとアプリを簡単に紹介します。

読書メーター

メディアマーカーと同じように読書管理ができるサービスです。特徴は、読書SNSという点です。本つぶやきという機能で、読書メモをTwitterのようにつぶやくことができます。また、他の人の感想に☆を付けてコメントすることもできるので、同じ本が好きな人同士で盛り上がることができます。

 

ブクログ

メディアマーカーと同じようなサービスです。個人的な好みですが、本棚のように登録した本の表紙を並べてみられるところや、iPhoneアプリの使いやすさがお気に入りです。

 

図書館日和

図書館で本を借りるときに重宝するiPhoneアプリです。よく使う図書館を登録して本を検索すると、蔵書があるか、貸出中か、という情報を見ることができます。また、アプリ内から図書館のホームページを表示して、予約をすることもできます。(図書館がホームページでサービスを提供している必要があります。)また、読みたい本、予約した本、借りた本を登録して管理できます。さらに、iPhoneのカレンダーに返却日を登録できるので、返却忘れの心配もありません。

それでは、良い読書ライフを!

 

晴れた日も、曇った日も、素敵な一日をあなたに。

 

今回紹介したアプリ

 


Evernote
Evernote
価格(記事掲載時): 無料
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
App Storeで詳細を見る



EverGear - Evernote投稿ツール
EverGear – Evernote投稿ツール
価格(記事掲載時): ¥170
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
App Storeで詳細を見る



OneCam(静音, 連写, ジオタグ)
OneCam(静音, 連写, ジオタグ)
価格(記事掲載時): ¥170
カテゴリ: 写真/ビデオ
App Storeで詳細を見る



MergeEver - Evernoteのノートをマージ
MergeEver – Evernoteのノートをマージ
価格(記事掲載時): ¥170
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
App Storeで詳細を見る



図書館日和
図書館日和
価格(記事掲載時): 無料
カテゴリ: ライフスタイル, ブック
App Storeで詳細を見る


 

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