ぱぱんだっこティザーサイト

あの『ぱぱんだっこ』が、三度アプリ界にやってくる。

2014年夏。

ぱぱんだっこエピソード4 〜The Origin〜

子どもを洗脳することで、未来の世界を牛耳ろうとする帝国軍に対し、反乱軍はパパと子どものスキンシップを駆使して抵抗していた。
体重を測るときに、スキンシップが最大の効果を発揮することを知った笹姫は、伝説の戦士KOPANがいるという星へと旅だった。
笹姫は、なんやかんやありながらも、無事に伝説の戦士KOPANと出会うことができた。
そして、伝説の戦士KOPANは、体重計型戦闘機T-65kg X-Weightingを乗りこなし、反乱軍とともに帝国軍の要塞SHIBOU STARを打ち破ったのだった。

To be continued

2016年冬。

ぱぱんだっこエピソード5 〜ぱぱんだっこ on TV〜

帝国軍の要塞SHIBOU STARを打ち破って勢いに乗る反乱軍は、この戦いに終止符を打つべく、各地でいっせいに蜂起した。
しかし、それこそは帝国軍の狙いであった。帝国軍は、子どもたちの寝付きを悪くするための新兵器『OMOSHIROY-TOY』を開発し、じわじわと反乱軍の眠りを奪っていった。睡眠不足により判断力が鈍り、窮地へと追いやられる反乱軍。
そのとき、伝説の戦士KOPANが、再び立ち上がった。彼は、ぱんだ型睡眠導入機『Mr.TV NENNE』を発明し、帝国軍の新兵器『OMOSHIROY-TOY』を片づけながら、子どもたちを寝かしつけることに成功した。
さらに勢いを増す反乱軍。伝説の戦士KOPANは、ついに、帝国軍の司令官『DARTH OTOUPAN』を追い詰めたかに見えた。
あと一歩で戦いが終わる。誰もがそう思ったとき、帝国軍の司令官DARTH OTOUPANは、衝撃の事実を告白した。
「伝説の戦士KOPANよ。おまえはわたしの息子なのだ」
その言葉にひるんだ隙を突かれ、ぱんだ型睡眠導入機『Mr.TV NENNE』を奪われたKOPANは、DARTH OTOUPANによって安眠させられ、反乱軍は総崩れした……。

To be continued

そして、2016年秋。

ぱぱんだっこエピソード6 〜ぱぱんだっこ AR〜

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エピソード6.1

勢いに乗る帝国軍は、着実にその版図を広げていった。このままでは、この世界は帝国軍のものになってしまう……。そんなあきらめにも似た気持ちが世の中をおおっていた。
しかし、反乱軍は生き残っていた。ぱんだ型睡眠導入機『Mr.TV NENNE』によって眠らされた伝説の戦士KOPANは、笹姫によってひそかに安全な場所へと移されていたのだ。
『まだ伝説の戦士は生きている』というかすかな希望を胸に、帝国軍と戦う反乱軍たち。しかし、その希望は『もしかしたら、このまま目をさまさないかも』という不安と背中合わせだった。
希望と不安が入り混じった反乱軍は、その胸中を反映するかのように、ジリジリと後退していく。
やはり、伝説の戦士KOPANを目覚めさせなくては! 笹姫は、世界中から集めた情報をたよりに、マスターYODAREのもとをたずねた。
「どうか、伝説の戦士KOPANを目覚めさせてください。そのためなら、なんでもします!」
笹姫の悲痛な叫びが、こだまする。マスターYODAREは、長時間の沈思を終えると、静かに口を開いた。
「笹姫よ。本当に何でもする覚悟があるのかな?」
「もちろんです」
笹姫の瞳には、覚悟の色が宿っていた。それを見抜いたマスターYODAREは、ふところから小さな機械を取りだした。
「よいか、この機械は『パンダクリンAR』というものだ。これをおぬしたちが使えれば、必ずや、そなたの思い人も目覚めよう」
「どうやって使えばいいのですか?」
「パーンスの導くままに」
「パーンス?」
「そなたの心に問うのだ。いま、必要なことはなにか? 思い人が眠りについた哀しみで、荒れた部屋をどうすべきなのか? とな」
「いま、必要なこと、荒れた部屋……。ハッ!」
「そうじゃ、そのとおりじゃ。あとは、おぬしのなかのパーンスが、すべて教えてくれるじゃろう」
「マスターYODARE。ありがとうございます」
笹姫は、『パンダクリンAR』を大切にしまうと、息をするのももどかしい気持ちで、来た道を引き返した。
伝説の戦士KOPANが待つ、あの荒れた部屋へと……。

To be continued.

エピソード6.2

笹姫は、伝説の戦士KOPANが眠る部屋にもどると、ゆっくりと部屋のなかを見まわした。
ああ、なんて散らかっているんだろう。
笹姫は、足の踏み場もないほどモノが散乱する様子に嘆息した。「まるで、わたしの悲しみがあふれたかのようだわ……」そうつぶやくと、笹姫は、ふところから『パンダクリンAR』をとりだした。
マスターYODAREは、「パーンスの導くままに、そなたの心に問うのだ」と言われた。
笹姫は、マスターYODAREの言葉を胸に、自らの心に問いかける。いま、必要なこと。それは……。
お片づけ!!!
この荒れた部屋を片づけなくては。
散らかったモノを片づけなければ、伝説の戦士KOPANは目覚めない。わたしのパーンスは、そうささやいている(笹姫だけにささやいている、ふふっ)。
笹姫は、『パンダクリンAR』を起動すると、カメラを部屋にむけた。
「見える! 見えるわ! この部屋のあるべき姿が! 片づいた状態が、『パンダクリンAR』によって写し出されている」
そうか、このとおりに片づければいいのね。笹姫の目に希望の光が宿る。『パンダクリンAR』は、片づけをサポートしてくれるのだわ。あとは、わたしが手を動かすだけ。
笹姫は、「さあ、やるわよ」と心の中でつぶやくと、袖をまくりあげて、せっせと部屋を片づけはじめた。心のなかにあるパーンスと、片手に持つ『パンダクリンAR』とともに。

To be continued.

エピソード6.3

「ようやく片づいたわ」
笹姫は、額の汗をぬぐうと、グルリと部屋を見まわした。そこには、先ほどまでとはうってかわって、理路整然とした世界が広がっていた。
そう。パーンスの導くままに『パンダクリンAR』を使いこなした笹姫は、あの荒れ放題だった部屋を見事に片づけたのだ。
笹姫は、目を細めて『パンダクリンAR』を見つめながら「これを使ってお片づけするのは、兄様(あにさま)とパズルで遊んでいたときみたいに楽しかったわ」とつぶやいた。そして、幼少のころに生きわかれた兄を思いうかべた。とはいっても、顔すら覚えていないほどの、ほんのかすかな思い出だ。
兄の顔がぼんやりと浮かぶような気がしたそのとき、部屋の真ん中にあるベッドがかすかにきしんだ。笹姫が顔を向けると、ベッドの上に横たわっていた、伝説の戦士KOPANが起き上がっているではないか!
「ああ、KOPAN!」
笹姫は、たまらず駆けよると、ひしとKOPANに抱きついた。KOPANは、まだぼんやりしているのか、目の焦点があわない様子でつぶやいた。
「サーサ」
「えっ? KOPAN、いまなんとおっしゃいましたか?」
「いや、なんでもない。すこし、頭がぼんやりしているようだ」
「しばらくおやすみくださいませ。すぐに飲み物をお持ちします」
そう言うと、笹姫は立ち上がった。しかし、笹姫の耳の中では、先ほどのKOPANの言葉がこだましていた。
「サーサ……」
笹姫は、幼いころの記憶をたどった。そうだ、パズルが完成したとき、兄様が、わたしの頭をなでながら、そう呼んでくれた。「サーサは、かしこいな」と。
記憶とともに、胸の中からあふれそうな想いを、しかし、笹姫はグッと自らのなかにおさえこむ。いまは──いまはまだ、そのときではない。いまは、反乱軍のリーダーとして、伝説の戦士KOPANとともに反乱軍をひきいて、帝国軍に打ち勝たなくてはならないのだ。
そのなかに大切な思い出がしまわれているかのように、笹姫は『パンダクリンAR』をやさしく抱きしめたあと、静かにふところにいれた。
顔をあげた笹姫の目には、先ほどまでの柔らかさはもうなかった。そこには、断固たる意志と予感めいた光がきらめいている。
帝国軍との決戦の日は近い、と……。

To be continued.

『あなたは、白と黒の奇蹟を目撃する』

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ARで簡単・楽しくお片づけできるアプリ『パンダクリンAR』ついにリリース! | はれときどきくもりZ

2017年夏。

ぱぱんだっこエピソード7 〜こぱんたっぷAR〜

Coming soon!

各紙の声

『It’s amazing Panda!』(UsoDayo Times)
『This is legend in 22th century』(Panda week)
『Panda saikou!』(笹竹小学校新聞)

ユーザーの声

「お片付けの秋に丁度良い」
「アイコン可愛くて、このカメラほしい」
「ARで、「お片づけ」もゲームに!お片づけが楽しくなる魔法のアプリ!?」
「着眼点が面白いですね!」
「これはナイスアイデア! 初期の状態を保存するのはやってるけど、それを現実に重ねるという発想はなかった」

「もっとやりたーい」(六歳児)
「あたちも、もっとやりたーい」(三歳児)
「あーうー」(ゼロ歳児)

動画紹介

『パンダクリンAR』の動画はこちら(YouTubeのサイトへ移動します)。

開発者の声

「ええ、そうです。あれはまさに運命でした」

「勇気を持って一歩を踏み出すことができたのは、仲間たちのおかげです」

すべてはここからはじまった 〜ぱぱんだっこ伝説の誕生〜 | はれときどきくもりZ

「ええ、そうです。あの数時間の体験が、わたしの人生を変えたのです」

「これがわたしのアプリクエストの原点です」

アプリ開発という冒険のはじまり | はれときどきくもりZ

「ええ、そうです。妻のひとことがなければ『ぱぱんだっこ』はうまれてこなかったでしょう」

「これがぱぱんだっこの原点です」

なぜぱんだなのか? 〜ぱぱんだっこはこうして生まれた〜 | はれときどきくもりZ

晴れた日も、曇った日も、素敵な一日をあなたに。

本を出版しました!

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とし
主夫で育児メンで小説家でアプリ開発者でアプリ開発講師でアプリ開発本執筆中でLINEスタンプ作者でブロガーのとしです。 このブログは、タイトル通り晴れた日も曇った日も人生を充実させるちょっとした楽しさを取り上げます。それが少しでも誰かのお役に立つ日がくれば幸いです。