小説家志望ブロガーとし(@toshi586014)です。
ようこそ。カップ麺映画感想文へ。
この記事は、三分で読める映画感想文です。カップ麺ができあがるまでの時間を、楽しくお過ごしくだされば幸いです。
一分で読めるあらすじ
「逃げろ。おまえ、オズワルドにされるぞ」
青柳雅春は、大学時代の親友_森田森吾_に突然そう告げられた。
「みっともなくてもいいから、逃げるんだ。人間生きてなんぼだぞ!」
そう森田森吾が熱弁するそばで、宮城県出身の金田首相が、地元仙台市でのパレード中に爆殺された。
その直後に森田森吾が乗った車も爆破される。
そして、森田森吾の言葉通り、金田首相の暗殺犯にしたてあげられる青柳雅春。彼は迫り来る追っ手たちから懸命に逃れようとする。
しかし、警察はまるで事件の起きる前から青柳雅春が犯人だと知っていたかのように、青柳雅春が立ち寄る場所に現れる。
一体誰が、そして何が、青柳雅春を陥れるのか?青柳雅春は逃げ切ることができるのか?
一分で読める感想
今回は、伊坂幸太郎さん原作のゴールデンスランバーの映画です。
こちら↓で紹介した小説を映画化した作品です。
格好いい大人は好きですか? ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎)ー三分で読める読書感想文ー | はれときどきくもりZ
ひとことで感想を述べるなら『映像の力はすごい!』です。
小説は想像力を働かせ、自分の思うままに文章を脳内再現することができます。その反面、知らないことについては想像し難い、という欠点があります。
花火について何十ページにも渡って詳細に描写されていても、花火を知らない人には全ては伝わりきらないでしょう。しかし、映像であれば、ほんの一分ほどの花火のシーンでダイレクトに伝わります。
また、伊坂幸太郎さんの小説では、音楽がよく出てきます。今回も、小説に登場したビートルズの曲が挿入歌として使われ、お話を盛り上げます。
視覚や聴覚に訴えてくる映画は、小説とは一味違う楽しみを提供してくれます。
あと一分で読めるおまけ
映画版は、心理描写や事件の背景説明については、物足りなさを感じてしまう場面もあります。しかし、小説を読んでいれば、ここであの人はあんな風に考えていたんだな、この出来事にはあんな背景があるんだな、という楽しみ方ができます。
小説を読んで映画を観る、映画を観て小説を読む。そうすることで、お互いの良い面を補完しあって、よりお互いを楽しむことができます。
とはいえ、たった二時間あまりに実に巧妙にエピソードを収めています。さらに、出演者の見事な演技もあり、映画単体でも十分に楽しめる名作です。
青春の思い出、人と人とのつながり。
そんな素敵なお話です。
としの三分で読める読書感想文でした。
晴れた日も、曇った日も、素敵な一日をあなたに。
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