小説家ブロガーとし(@toshi586014)です。
『アプリ開発初心者の挑戦。アプリクリエイター道場に参加します!』でお知らせしたとおり、自由大学のアプリクリエイター道場開発塾に参加してきました。
アプリクリエイター道場開発塾は、自由大学で開催されているiPhoneアプリ開発の入門講座です。詳しくはこちら↓をご覧ください。
iPhoneアプリ開発を学ぶ初心者向け講座、アプリクリエイター道場 – 拡張現実ライフ
(注:アプリ道場は自由大学運営ではなくなりました。詳しくは『アプリクリエイター道場 東京塾・大阪塾』をご覧ください。また、以下の文章は自由大学の『アプリクリエイター道場開発塾』から『アプリクリエイター道場 東京塾・大阪塾』に修正しています。)
一日目の感想は『独学では得られないワクワク感と丁寧な指導に歓喜した!アプリクリエイター道場の一日目を終えて。』で、二日目の感想は『iPhoneで自分のアプリが動いたよ!アプリクリエイター道場の二日目を終えて。』です。
二日目に引き続き、三日目もなんと大雪です。しかも、前回よりも大盤振る舞いで高速バスが途中で止まるという事態に! しかし、なんとかかんとか17時間かけて東京にたどり着き、無事に参加することができました。
それでは、波乱の幕開けを迎えたアプリクリエイター道場の最終回となる三日目のレポートをお送りします。
アプリをAppStoreに登録しよう!
今回の講座では、開発したアプリをAppStoreに申請しました。
前回の講座では開発用の証明書を作りましたが、今回は配布用の証明書を作ります。この手順は前回と似ているので、いただいた資料と講師のあきおさん(@akio0911)の説明を聞きながら順調に進みました。
証明書ができたら、次は画像を用意します。これが意外と大変でした。
用意しなければいけない画像がたくさんあるのです。アイコン用だけでも、通常版と大きい版の二つ。起動画面用が3.5インチ用と4インチ用の二つ。さらにスクリーンショットも必要です。
配布資料の表とにらめっこしながら、なんとかかんとか画像を用意しました。やってみて気がつく、開発者の皆さんの苦労ですね。
いざアプリをAppStoreへ転送しよう!
さあ、いよいよ自分のアプリをAppStoreに転送します。
転送ボタンを押したらハイおしまい! とはいかず、ここでもいろいろな手順があります。うーむ、これまた大変。
アプリの説明や、検索用キーワードの登録。さらに、アプリのレート(年齢制限)に関する質問など、まだまだ登録するとこがたくさんあります。
これら数々の難関を乗り越えると、ようやく転送できます。ふう、やれやれ。しかし、ここで安心はできません。これからAppleによる審査がはじまります。AppStoreに並べるにふさわしいアプリか事細かにチェックされます。
この時点でふさわしくないと判断されるとリジェクト(公開拒否)されてしまいます。下手すると開発したのに公開できないなんてことも! ドキドキですね。
今回は、申請手順を確認するための仮アプリなので、自分でリジェクトしちゃいます。
講師のあきおさんのライブコーディング
お次はエキサイティングな時間、講師のあきおさんによるライブコーディングがはじまりました。
ライブという名の通り、その場であきおさんが一からアプリを作るところを見られます。
今回はBMI計算アプリを作られたのですが、これが面白いのなんのって。あきおさんの開発の過程が丸見えなのです。しかも、要所要所で解説を入れてくださるので、思考の過程も丸わかりです。
他の人がアプリを作る過程を見る機会なんてそうはありません。ライブコーディングは一見の価値ありですよ!
グループワークで新しいアプリを作ろう
さて、次はグループワークです。
三人ずつのグループになり、新しいアプリのアイデアを話し合います。そして、そのアプリの画面を作っちゃいます。
作っちゃいます、と言っても実際のアプリを作れるわけではないので、張りぼてを作ります。XcodeのStoryboardという画面レイアウトを作る機能を使って、ボタンを置いたり写真を貼ったりします。
三人寄れば文殊の知恵と言いますが、画面に部品を置いていくと次々にアイデアが湧き出てきます。三人であーでもないこーでもないといいながら、ワイワイと画面を作るのはとても楽しい体験でした。
そして、発表タイムです。
今回は三つのグループがありましたが、それぞれ特徴のあるアプリを作っていました。同じ講座を受けていてもこんなにも違うのか、と面白くなりました。いつか、チームを作って開発をしてみたいですね。
卒業生の発表
なんと、今度は卒業生の発表です。
アプリクリエイター道場の卒業生が、自らの体験を踏まえてアプリ開発についてお話ししてくださいました。
一人目の方は、アプリ開発をはじめるとき、なんとMacを持っていませんでした。しかし、どうしてもアプリを開発したいと思い立ち、Macを購入してアプリクリエイター道場に参加されたそうです。そして、アプリをリリースできるようになるまでの体験と、たくさんの工夫を紹介されました。
二人目の方は、開発するときの注意点についての発表です。いきなりMacで開発をはじめるのではなく、紙とペンで設計をする方法を紹介されました。また、アプリの機能を整理するための工夫として、アプリの内容を一行で説明できるようにしているそうです。このように、試行錯誤の末に生まれた工夫の数々を紹介されました。
卒業生の発表は、実践的でとても勉強になりました。そしてなにより、卒業生の方々が実際に活躍されている様子を見ると、自分もがんばろうという気持ちになります。お二人の発表は、これからアプリ開発を進める上での重要な指針を示してくださいました。
三日目を終えて
今回も盛りだくさんでお腹いっぱいな講座でした。
プログラム的なこともたくさん学べましたが、グループワークでいろんな人の意見を聞いたり、ライブコーディングでワクワクしたり、卒業生の発表でやる気を奮い立たせたりしました。こういったことは、独学では得られない貴重な体験です。
また、講座の合間に講師のあきおさんがプロモーションについてお話ししてくださいました。個人開発者としては、プロモーションは非常に重要です。なにしろ、日本のAppStoreのアプリ数は2013年時点で約80万本、アメリカでは100万本を超えているそうです。その広大なアプリの海から自分のアプリを知ってもらうために、プロモーションはきっちりと抑えたいところです。
詳しくは講座に参加してのお楽しみですが、ターゲットをきちんと考えること、プレスリリースをするときの注意点、リアルイベントでのプロモーション、などなどを紹介してくださいました。
ついに卒業。そしてこれから……
長々と書きましたが、まだまだ書き足りないくらいです。それだけ盛りだくさんで充実した講座でした。
おっと、これを忘れてはいけません。
パンパカパーン! 卒業証書をいただきました!
これでわたしもアプリクリエイター道場の卒業生です。久しぶりにもらった卒業証書にすっかり感激です。
卒業証書でウキウキなわたしたちに、講師のあきおさんは次のような言葉をくださいました。
「アプリ道場は卒業ですが、アプリ開発の道はこれからです。みなさんがアプリをリリースしたときが本当の卒業なのです」
そうです。これで終わりではありません。むしろアプリ開発者としての第一歩を踏み出したところなのです。ドラゴンクエストふうに言うと、『最初の町で装備をそろえてスライムと戦えるようになったくらい』というところです。
アプリクリエイター道場で学んだことを、仲間たちとの楽しい思い出を、そして、講師のあきおさんの言葉を胸に、アプリ開発の道を歩んでいきます。
参加しようか悩んでいるあなたへ
最後に、アプリクリエイター道場に興味があるけど、参加しようか悩んでいるあなたへ。
三週連続で夜行バスに乗り大阪から東京へ行くという強行軍。しかも最終日は大雪で17時間もかかるという大変さ。それを乗り越えてでも参加したい、そして、参加してよかったと思える講座でした。
また、週末ごとの開催なので、講座の合間に時間ができます。そして、その間に復習や自習ができます。さらに、わからないところができたら、次回の講座で質問ができます。
さらに、関東近辺は卒業生の方々がいらっしゃるので、講座が終わったあとの懇親会でご一緒できることもあります。そういう場ならではの赤裸々なお話も聞けるかも!?
さて、この講座が終わってから、わたしは毎日アプリ開発に勤しんでいます。
アプリ開発はわからないことだらけで、本やAppleの資料を読みながら悪戦苦闘しています。その歩みは遅々としてなかなか進みません。
でも、アプリクリエイター道場に参加したときのワクワクする気持ちと、FacebookやTwitterでつながる講師のあきおさんやスタッフや仲間たちのおかげで楽しく歩むことができます。
アプリ開発に興味があるあなたには本当にオススメの講座です。ぜひ、アプリ開発者としての一歩を、楽しい気持ちで踏み出してください。
あ、そうそう。アプリクリエイター道場に興味があるあなた! アプリクリエイター道場は定期的に開講されています。ぜひ、こちら↓からお申し込みください。大阪でも開講されているので、関西在住のあなたもぜひご参加ください。
未経験者向けのiPhoneアプリ開発講座「アプリクリエイター道場 東京塾・大阪塾」
最後になりましたが、講師のあきおさん、スタッフの方々、卒業生の方々、そして同じ時間を共有した楽しい仲間たち。みなさんに感謝とお礼を。
晴れた日も、曇った日も、素敵な一日をあなたに。
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