小説家ブロガーとし(@toshi586014)です。
noteはじめました
最近話題のサービスnoteをはじめました。
noteとは、ブログとTwitterをあわせたようなサービスです。
ブログのように文章やイラストや動画を簡単に公開することができます。また、Twitterのように、特定の人をフォローしたりフォローされたりできます。
noteの面白いところは、公開したものを簡単に有料販売できるところです。試しに過去にブログで公開した『望み』と『炊飯器の憂鬱』という短編を二つnoteでも公開しました。それらはいわゆる投げ銭という形で公開しています。
投げ銭とは、全文見られるようにして、もし気に入ってもらえたら100円お支払いください、という形です。道端で歌ったり芸を披露するパフォーマーみたいな感じですね。
わたしの書いた小説を読んでもらえるだけでも嬉しいですが、それにお金を支払ってもらえたらもっと嬉しいです。
お金をいただけるから嬉しいという単純な理由もありますが、自分の書いた小説にお金を支払う価値があると認めてもらえることが嬉しいです。
そういう挑戦をお手軽な形で実現できる場所ができたことは、小説家としてとてもありがたいことです。
小説の新しい売り方『ジャンプの読み切り』システム
開始して間もないサービスですが、すでにたくさんの方々が活用法を模索しています。
上で紹介した投げ銭システムもその一例です。また、ふじもなおさんのらくがき詰め合わせや倉下さんのR-style活動募金ような例もあります。
わたしも何か新しいことに挑戦できないかなあと考えました。そして思いついたのが『ジャンプの読み切り』システムです。
ジャンプの読み切りは、 連載前の漫画が載ることが多いです。そのため、その漫画のエッセンスがこれでもかと凝縮されていたり、これからの長いお話を予感させるようなワクワクする導入部が描かれたりしています。
面白い読み切りがあると、早く連載がはじまらないかと楽しみになります。まだ連載がはじまってもいないにも関わらず、すでにファンになっているのです。いざ連載がはじまると、待ってましたとばかりに真っ先に読みふけります。
これが、『ジャンプの読み切り』システムです。
そのシステムをnoteで試してみようと考えています。
まずは自分が書きたいお話を題材にした短編を書いてnoteで公開します。そのお話は全文公開にしますが、最後に次のようなコメントを入れます。
『このお話を読んで「面白い。もっとこのお話の続きを読みたい」と感じたあなたは、ぜひ投げ銭をお願いします。ここで得た利益は、創作の活動資金といたします』
結果が良ければ確信を持って連載をはじめられます。また、投げ銭をしてもらうことで、創作の活動資金__取材費や資料代など__をまかなうこともできます。
結果がイマイチであれば、もう一度アイデアをねってより面白いお話に書き直して再挑戦してもいいですし、別のお話に取り組んでもいいです。
複数のお話を同時に公開して、より人気のあるお話を優先して書くというやり方も考えられますね。
というわけで、まずは現在執筆中のiOSアプリ開発を学べる小説『Xcodeガール』を題材に短編を書いてnoteで公開しようと思います。
おっ、なにそれ面白そう、というあなたはわたしのnoteをフォローしてください。
最後になりましたが、『Xcodeガール』は結城浩さん(@hyuki)の『数学ガール』に着想を得ました。結城さんに感謝です。
晴れた日も、曇った日も、素敵な一日をあなたに。
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