アプリ開発本の紹介
こちらは、ただいま執筆中のアプリ開発本のティザーサイトです。
随時、情報を追加していきますので、お楽しみに。
企画の核
今回のアプリ開発本の企画を考えるときに、核となった言葉がふたつあります。まずは、そのふたつの言葉を、このサイトを見に来てくださった、そして(きっと)アプリ開発本を楽しみにしてくださっている、あなたに伝えます。
アプリ開発の楽しさを伝える
大変だけれども、自分の頭にある空想の世界を現実のものとする。まるで錬金術のような興奮を味わえる。わたしは小説家だけど、小説では実現できない楽しさ。 そして、元は自分の空想にすぎなかったものが、誰かに届いてその人の前に新しい世界を開く。 それはえもいわれない喜びだ。
ひとつめはこの言葉です。
自分で書いた言葉だと思いますが(なぜか記憶にないのです。もしかしたら、寝ているあいだに小人さんが書いたのかも?)、なんとなく自分の言葉ではないような、でも、自分のアプリ開発に対する気持ちを、見事に表現している言葉です。
この楽しさをあなたにも味わってもらいたくて、わたしは筆を執ることを決めました。
倉下さんが書いた数学ガールについてのコメント
本書の通奏低音ともいえるのが、数学は__あるいは学ぶことは__楽しいというメッセージなのだ。 それがなんであれ、学ぶことから得られる実利を超えた面白さが学びそのものにはあるのだ。 本シリーズについて、説明のわかりやすさを分析したり、物語の構造を解析したりすることはできる。でも、きっとそれではいつまでたっても「数学ガール」には届かない。それらはもっと大きな目的を支えるパーツなのだ。学ぶことのイノセントな楽しさや、数学世界の美しさに対するあこがれ。それらを伝えようとするクルミのような固い核こそが、本書を特別な本にしている、と私は感じる。
もうひとつの言葉は、ブログR-styleを運営している、もの書き倉下さん(@rashita2)が、結城浩さん(@hyuki)の著書『数学ガール』について書いたコメントです。
『アプリ開発は、簡単ではないけど、決して不可能ではない。そして、それは楽しいものだ』
これは、わたしがアプリ開発講座で講師をするときに、いつもはじめに言うことばです。
簡単ではないけど、難しいこともあるけど、イノセントな楽しさや、美しいアプリ開発の世界へのあこがれがあれば、アプリ開発をつづけることができます。
そして、つづけることができれば、最初の言葉に書いたように『元は自分の空想にすぎなかったものが、誰かに届いてその人の前に新しい世界を開く』という、とても素敵なことに出会えるのです。
そのために、「自分にはムリだよ」と二の足を踏んでいるあなたの背中を、そっと押すことができるような本にしたい。そう願っています。
これが、この本の企画の核なのです。