六郎(夏の恋がはじまる――辰子――)『僕らのタスク管理ストーリー ~あの季節を忘れない~』【創作の本棚】

――前説という名のあらすじ――

「こんにちは、辰子だよー。『創作の本棚』へようこそ。まずは前回のあらすじを紹介するね。早く本編を読みたいあなたは、ここから本編に飛んでね

「さて、『僕タス』こと『僕らのタスク管理ストーリー ~あの季節を忘れない~』もついに第四話。前回はこちらだよ」

「辰子、いったいどうしたの? 今回はやけにちゃんとしてるじゃないか。おまけに最初から自己紹介もしちゃって」

「なんだと六郎。そんな言い草だと、まるでアタシがいつもちゃんとしてないみたいじゃないか」

「いや、そんなことは……ありません(ガクガクブルブル)」

「分かればよろしい。さて、前回は不埒な六郎が律子ちゃんを騙して家に連れ帰ってきたんだ。でも、その嘘がばれそうになってね。危ういところを、心優しい姉の辰子さんが、とっさの機転で助けてあげたってわけ」

「あのー、なんだか僕がすごく悪い人みたいに聞こえるんですが」

「なんだい、六郎? 間違ってないだろ?」

「は、はあ」

「そして、二人きりになった六郎と律子ちゃんは、いい雰囲気になるんだ。このあと二人はいったいどうなるんだろうね。さあ、楽しいお話の開幕だよ」

 

本編1――辰子――

 

「はいはーい、失礼しますよー」

突然リビングのドアが開き、辰子が賑やかに舞い込んで来た。両手にはお盆を持っている。どうやら、紅茶をいれてくれたようだ。

「あっ、辰子さん、ありがとうございます」

律子ちゃんが素早く立ち上がり、辰子からお盆を受け取ろうとする。僕はがっかりした。もっと律子ちゃんを見ていたかったのに。

「律子ちゃん、いいよ、いいよ。お客さんにそんなことさせちゃあ、わが家の恥だ。ほら、六郎! いつまでも律子ちゃんに見とれてないで、さっさとお茶を運ぶんだよ」

「バッ、バカ言うなよ、辰子!」

図星をつかれた僕は、顔が火照るのを感じながら素早く立ち上がった。そして、辰子からお盆を受け取ると、ティーポットとカップをソファーの前にあるテーブルに並べる。

「あれ? カップが三つあるけど? 僕と、律子ちゃんと……」

「もちろん、アタシだよ」

辰子は当然という顔で答えると、テーブルを挟んで向かい側の床にドッカリと座り込んだ。こうなると辰子はテコでも動かない。デモ隊の座り込み以上に厄介なことを、僕は十分思い知っていた。

「まあ、辰子さんもご一緒してくださるんですか?」

僕の気持ちとは裏腹に、律子ちゃんは嬉しそうな声をあげる。うう、楽しい二人の時間のはずが、なんでこんなことに。

「六郎はこう見えてうぶだからね。はじめてのデートで二人きりだと、緊張してろくすっぽ話せないだろうから。律子ちゃんを退屈させるわけにはいかないからねえ」

そう言いながら辰子は、とっておきの手品を披露するようにティーコゼーを持ち上げた。紅茶の香りが広がって、たちまち僕たちを優しく包み込む。辰子はその香りに満足した様子で、ティーポットを静かに目の高さまで持ち上げ、おまじないのようにゆっくりと円を描いた。そして、綿毛が舞い落ちるようにふわりとティーポットを胸のあたりまで降ろし、ゆるゆるとカップに注ぎはじめた。夕陽に輝く稲穂のような紅金色の液体でカップが満たされていく。辰子はカップを受け皿に乗せ、律子ちゃんの前に置いた。

「さあさあ、紅茶が冷めないうちに飲んでちょうだいよ」

律子ちゃんが勧められるままに、カップを手に取り口をつける。その動作で起きたわずかな風に乗って、律子ちゃんの柔らかな香りが紅茶の香りと共に僕に届く。うう、なんて幸せなんだ。

「この紅茶、とてもいい香り! それに、コクがあるのに柔らかくて飲みやすい」

辰子は残りのカップに紅茶を注ぎながら、律子ちゃんの感想に応える。

「あら、ありがとう。律子ちゃん。それはね、ダージリンだよ。有名だから名前は聞いたことあるかもしれないね。アタシの秘蔵っ子の一つなんだけどね、ぜひ若い二人に飲んでもらいたくてね」

「暖かいお心遣いに感謝いたしますよ。辰姉」

若い二人って、自分も若いじゃないか。そう思いながら僕がやけ気味に言うと、律子ちゃんがパンと手を合わせて、そういえばと話し出した。

「今朝六郎くんが困ってるところを辰子さんに助けてもらったって聞きました。辰子さんってホントに弟思いのお姉さんですよね。わたしも辰子さんみたいなお姉さんがほしかったわ」

僕と結婚すれば姉になるよ、とさっきと同じことを考えていると辰子が笑いながら答える。

「あははは。まあ、出来の悪い弟を持つと世話焼きにもなるよね。律子ちゃん、なんだったら、こいつと結婚したらアタシが姉になれるよ。どうだい? 少し頼りないけど、結構いいヤツだよ、六郎は」

僕は、辰子に妄想を見抜かれたかと恥ずかしかったけど、内心ガッツポーズをしていた。ナイス辰子!

「まあ、結婚だなんて!」

頬を紅潮させる律子ちゃんを見て、僕はさらに顔が熱くなるのを感じた。このままだと、僕の心臓がもたない。なんとか話題をそらさないと。律子ちゃんもそう思ったのか、少しうわずった声で僕の方を向いて話しだした。

「六郎くんって辰子さんのこと名前で呼ぶのよね。わたし、姉のことはお姉ちゃんって呼ぶものだと思ってたから、びっくりしたの。どうして名前で呼ぶようになったの?」

僕はウッと言葉に詰まった。

僕の脳裏にあの日の出来事が再生された。それは、古いビデオテープのようにかすれた映像でもあり、最新のデジタル放送のように鮮明でもある。あの雨の日。雨か涙かわからないほどに濡れる辰子の顔。がっしりしているようで意外にか細い辰子の肩をそっと抱きしめる僕。

「いやー、お姉ちゃんなんてガラじゃないからね。そんな風に呼ばれたら、アタシが赤面しちゃうよ」

辰子の声で映像は止まった。辰子は、わざとらしいくらいがはははと大口を開けて笑っている。無理しちゃって。でも、辰子の触れられたくない過去だから、僕もそっとしまっておくことにした。大切なビデオを片付けるように、心の引き出しに静かに入れて鍵をする。そして僕も話題をそらすため、なるべく明るい声で辰子に尋ねた。

「あっ、そうだ。今朝出かける前に辰子が言ってたことってなんなんだい?」

辰子は僕の助け舟にホッとした様子だ。僕は律子ちゃんを横目で見る。大丈夫。不審には思われていないようだ。

「ああ、あんたがデートに遅れないためのコツのことだね。少し長くなるけどいいかい?」

すっかり元の様子に戻った辰子は、律子ちゃんに確認をとる。一見ガサツなのに、こういう気づかいが自然とできるのが辰子のすごいところだ。

「ええ、もちろんですわ。わたしも辰子さんのお話をお聞きしたいです」

律子ちゃんは両手を胸の前で合わせ、目を輝かせながら辰子に答える。なぜだかわからないけど、すっかり辰子のことを気に入ったみたいだ。仲が悪いよりはよっぽどいいけど、僕はなんだか複雑な気持ちだった。

 

本編2 ――タスク管理――

 

「よし! それじゃあ、この辰子さんがタスク管理講座を一発お見舞いしようかね。ご両人は『タスク管理』を知ってるかい?」

僕と律子ちゃんは顔を見合わせて首をかしげた。『タスク管理』だって? ラスクの親戚みたいなものか? 僕はたくさんのラスクがベルトコンベアーに乗って流れていく様子を思い浮かべた。

「おい、六郎。ラスクは関係ないからな」

「なっ!? 辰子、なんで僕の考えてることがわかるんだ?」

辰子はもしかしたら、本当にエスパーかもしれない。

「あんたの考えくらいすぐにわかるよ。タスク管理ってのはね。まあ、ごくごく簡単に言うと、タスクを管理することだ」

僕と律子ちゃんはポカーンとしているが、辰子は気にせず続ける。

「いったいタスクってなんだ? そういう顔をしてるね。タスクってのは、『やること』のことなのさ」

「例えば宿題とか、授業とか、部活とか、そういうことですか?」

律子ちゃんがおずおずと尋ねる。

「ああ、そうだね。それももちろんタスクのひとつだ。でもね、そういうのだけじゃないんだよ。ごはんを食べる、トイレに行く、寝る、律子ちゃんとデートをする。そんなのもタスクなのさ。まあ、厳密に言うとスケジュールやプロジェクトなんてのもあるけど、それは今はおいといて。とにかくね、この世の中はタスクで満ち溢れているんだ」

「そのタスクを管理するということは、一日の行動をすべて管理するということですか? それって、すごく大変なんじゃ……」

律子ちゃんは驚いた様子だった。僕は辰子の言うことが半分も理解できなくて、律子ちゃんが何に驚いているのかわからない。そんな様子が顔に出ていたのか、僕の方をチラッと見た辰子は、ニヤリと笑って話しを続ける。

「ふふふ、律子ちゃんは優秀な生徒だね。律子ちゃん、六郎にもわかりやすく説明してくれるかい?」

律子ちゃんが、考え事をまとめるように頭をポクポク叩いている。そんな姿もなんてかわいいんだ。

「コラ! 六郎、真面目にやれ」

「は、はい」

「えっと、タスクはやることなの。この中にはやりたいこともやらなければいけないことも全部含まれていて、起きてから寝るまでの全部の行動のひとつひとつがタスクと呼べるの。例えば、朝起きてお布団を畳むこと。朝食をとること。顔を洗うこと。髪を整えること。歯を磨くこと……」

「それ全部? 全部タスクなの?」

僕は律子ちゃんが驚いていた理由がわかってきた。全部の行動がタスクで、それを管理するなんていったらとんでもなく大変だ。僕たちには一日にどれだけのやることがあるんだろう? 100個か? それとも、1000個か?

「ありがとう、律子ちゃん。あなた優秀な先生ね」

辰子が律子ちゃんにお礼を言うと、律子ちゃんは頬を染めた。

「ようやく六郎にも大変さが伝わったようだね。でもね、心配いらないよ。なにもいきなり全部のタスクを管理する必要はないんだ。まずは、自分にとって大切なタスクだけを管理すればいいのさ。そうすれば、デートに遅刻しそうにならずにすむ」

辰子は僕の左頬を指差す。そうだ、電動カミソリの電池が切れたから、僕はデートに遅れるところだったんだ。

「さて、ようやく本題だ。六郎がデートに遅刻しないためにはどうすれば良かったと思う?」

辰子はそう言いながら、僕と律子ちゃんを交互に眺める。

「やることを管理するんだから、電動カミソリを充電することを管理すればいいってことだろ。簡単じゃないか」

僕が自信を持って答えると、辰子がニヤリと笑って僕に問いかけた。

「おや、六郎。えらく自信満々ね。じゃあ、その『簡単』の中身を説明してくれる?」

「えーと、そうだなあ……あ、例えば、洗面所に『電動カミソリを充電する』って、貼り紙をしたらどうかな?」

どうだい、われながら素晴らしい思いつきだ!

「そのやり方には二つ問題があるね」

あっさり否定されうなだれる僕をよそに、辰子は左手を顔の前に突き出して、人差し指をピシッと立てて言う。

「まず、貼り紙だと洗面所に行くたびに目に入るだろ。充電をしなくてもいい時にも、だ」

「その方が忘れなくていいじゃないか」

僕が不思議そうにそう言うと、辰子は立てた人差し指をチッチッと左右に振りながら説明を続ける。

「そうもいかないのさ。いつも目に入るってことは、いつも意識するってことだ。そうすると、そのたびに脳が考えるだろ? 電動カミソリを充電するべきなのか、と。それは脳力の無駄づかいなんだ。それに、今は一つだからいいけどな。タスクが五個も十個もあったら大変だろ?」

「いつも何枚もの貼り紙を確認するのは大変ですものね」

律子ちゃんが合いの手を入れると、辰子が満足そうに頷く。

「そゆこと。律子ちゃんは飲み込みがいいね。さて、もう一つの問題は、いつ充電すればいいかわからないことだ。脳力は有限なんだから、充電しなくてもいい時はそのことを忘れておきたい。逆に言えば、充電する時にだけ知らせてほしいんだ」

辰子が左手の中指も立ててピースの手をして言うと、律子ちゃんが考えながら話を引き継ぐ。

「電池が切れる前に充電できるようにすればいいのよね。でも、いつ充電すればいいのか、どうやったらわかるのかしら? それに、充電する時に思い出すためにはどうしたらいいのかしら?」

「電動カミソリの電池がもつ期間は、説明書にも載ってるしだいたいわかるんだよな。おっ! ということは、辰子が電池をチェックして、充電する時だけ貼り紙を貼ってくれたらいいんじゃないの?」

僕はちょっとした思いつきを口にした。すると、辰子がジロリとこちらを見たので、思わず肩をすくめた。

「ほう、六郎、たまにはいいこと言うじゃないか」

てっきり怒られるかと思った僕は、なんだかよくわからないけど褒められたのでホッとした。そして、調子に乗ってペラペラと口から言葉を滑り出した。

「まあね、僕にかかればこんな問題簡単なものさ。タスク管理なんてちょちょいのちょいだよ。これで二度と電動カミソリを……」

視線を感じて辰子の方を横目でみると、鬼のような形相で睨んでいる。どうやら調子に乗りすぎたようだ。ぼくは口をつぐんで咳払いをした。

「アイデア自体はまったくダメだけど、発想は良かったね」

辰子の褒めてるのかけなしてるのかわからない言葉を聞いて、僕は複雑な気持ちになる。それにしても、アイデアはダメだけど発想がいいってどういうことだろう?

「発想がいいってどういうことだろう、って顔をしてるね、六郎。どうだい、律子ちゃんならわかるんじゃないかな?」

律子ちゃんは、辰子の突然の振りに驚いたようだが、またもや頭をポクポクしながら考え込んでいる。そして、考えがまとまったのか、ゆっくりと話しはじめた。

「えーと、電池がもつ期間がだいたいわかるのなら、それを目安にすればいいってことかしら。六郎くんの電動カミソリは、どのくらい電池がもつの?」

「確か、一か月だったかな?」

「一か月ね。ありがとう。だとすると、充電してから一か月後に『電動カミソリを充電する』貼り紙を貼ればいいのよね。いえ、でもそれだと……」

律子ちゃんは真剣な顔で考えている。

「えーと、あとは……そうそう、誰が貼り紙を貼るのか。そして、貼り紙を貼るのを忘れないためにはどうすればいいのか。この二つが問題になりそうね。うーん……辰子さん、このくらいが限界です」

律子ちゃんが眉根を寄せて困った顔で辰子に助けを求める。

ああ、君の困った顔もなんて素敵なんだ。その顔を見れば、他人のことにどれだけ無関心な人たちでも、加速装置を使ってダッシュで君の元に駆けつけることだろう。でも、そこにはもちろん僕が一番にたどり着くんだ。そしてこう言うのさ。「やあ、チャーミングなお嬢さん。何をお困りなのかな? 君がそんな顔をしていると、天照大御神が天の岩戸にお隠れになったように、この世は闇に包まれてしまう。僕が君の笑顔に太陽を取り戻して見せましょう」

「六郎くん、六郎くん!」

はっ! 律子ちゃんの声で、僕は元の世界へと戻ってきた。

「ろーくろーうー。太陽がどうしたってー? アタシの話はそんなにつまらないのかい?」

辰子が握りこぶしをポキポキと鳴らしながら僕を睨みつける。

「あ、イヤイヤ。なんでもないよ、辰子。あのその、えーと、あ、そうそう。太陽じゃなくて、早く答えを知り『たいよう』と言っただけさ」

辰子がどうせ妄想の世界に行ってたんだろ、という顔で僕を見ている。しかし、律子ちゃんをちらりと見ると、ふっと息を吐き元に戻った。どうやら、律子ちゃんの前だから、気を遣ってくれたらしい。わが姉ながら、ホントに気が利くなあ。

「律子ちゃんの答えでほとんど正解だよ。さすがだね」

辰子が律子ちゃんにウインクすると、律子ちゃんは照れくさそうに頭をかいている。辰子はそんな様子を見て優しく微笑み、そして説明を続ける。

「さて、律子ちゃんの悩みは二つあったね。まずは『誰が貼り紙を貼るのか』。そして『貼り紙を貼るのを忘れないためにはどうすればいいのか』。実は、とても簡単にこの二つを同時に解決してくれる方法があるんだ。ご両人、知りたいかい?」

辰子がにまっと笑いながら、僕と律子ちゃんの顔を見る。早く答えを知りたい僕と律子ちゃんは、高速で首を縦に振った。

「ふふふ。それはこいつなのさ!」

辰子がポケットから手のひら大の黒っぽいものを取り出して、どーんと僕たちの前に突き出す。

「あれ?」

「これって?」

 

次回、辰子が出したモノはいったい?

 

――CM――

 

「こんにちは。辰子だよ。今回も僕タスを読んでくれてありがとう! さあさあ宣伝はじめるよ。おっと、その前に、と。このCMコーナーは、タスク管理に役立つ情報や、本編に出てきた物を紹介する場だよ。本編とは無関係なので、読み飛ばしても大丈夫。まっ、気軽に見てね」

「辰子さん、今回はこれでいいんですよね?」

「ああ、律子ちゃん、ありがとう。そうそう、作者がどうしてもこの本を紹介したいってんで、律子ちゃんに急遽用意してもらったんだ。はい、その本とはこれだ!」

 

 

「マンガを使って分かりやすくITの知識を紹介することに定評のあるじゅんさん(@jun0424)が、その本領をいかんなく発揮したのがこの本だ。なにしろ、全編マンガでタスク管理のことを紹介しようってんだから、その気合の入りようと言ったらないね。しかも、『幼稚園児でもできた!』だよ。タスク管理……げほっ、げほっ」

「辰子さん、落ち着いて! はい、これを飲んでください」

「ごほん、ごくごく。ふー、律子ちゃん、ありがと。おっ、これはダージリンだね。アタシの大好きな紅茶の一つじゃないか」

 

 

「本編の中で辰子さんが秘蔵っ子と紹介していた紅茶です。とてもおいしいので、ぜひ飲んでくださいね」

「おっと、話がそれちまった。そうそう、タスク管理というと、難しそう、よく分からない、何のためにするの、と思ってないかい? そんなあなたは、ぜひこの本を読んでおくれ。これだけ分かりやすく、かつ面白くタスク管理のことを書いた本は他にないよ。超入門の看板に偽りなしだね」

「作者はこの本を読んであまりにも衝撃を受けたので、ランニングの後に道端に立ち尽くしてiPhoneで紹介記事を書いたらしいですよ。よっぽどいても立ってもいられなかったんでしょうね」

 

わたしの理想の本についに出会った。マンガでわかる!幼稚園児でもできた!!タスク管理超入門 | はれときどきくもりP

 

「律子ちゃん、そいつは下手すりゃ不審者だよな」

「しっ、辰子さん。それは思っていても口に出しちゃダメですよ(にっこり)」

「思ってはいるんだ……。まあ、作者は置いといて。とにかくこの本はオススメだよ。タスク管理に興味があるなら、必読だね。なっ、律子ちゃん」

「あははは。あっ、ごめんなさい。じゅんさんのドヤ顔が面白くつい」

「どれどれ、あははは、ホントだねー。こりゃ面白いや」

「えーと、二人が夢中になってしまったので、最後はこの僕六郎が締めくくります。今回もありがとうございました。また次回、お会いできるのを楽しみにしています(ぺこり)」

 

晴れた日も、曇った日も、素敵な一日をあなたに。

 

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